重症化すれば長期の通院が必要

頸椎椎間板ヘルニアは、手の痺れや強い頭痛や肩こりを引き起こします。腰椎と頸椎は同じ背骨の一部で、腰椎に脊柱管が通っているのと同様に頸椎にも脊柱管が通っています。

ただ、腰と比べると明らかに細い首にある脊柱管は当然、腰椎の脊柱管よりもスペースが狭いため、腰椎よりもはるかに狭窄が生じやすいのです。

実際、首の細い女性で発生率が高い傾向にあります。頸椎椎間板ヘルニアの原因は、加齢による頸椎や椎間板の衰え、交通事故やスポーツでの首の外傷などが挙げられますが、中でもストレートネックと呼ばれる頸椎の変形が一番の問題とされています。

頸椎は寝ている時を除いて重い頭を支えています。この負担を減らすため頸椎は前側に緩やかに前湾しています。この前弯がクッションの役割を担い、頚椎にかかる負担を和らげています。

ところが何らかの原因でこの前弯が消え、頚椎が真っ直ぐになったり反対方向に後湾したりすることがあります。

これがストレートネックで、進行すると頸椎が変形したり椎間板がはみ出たりしやすくなり頸椎椎間板ヘルニアになります。

このように頸椎椎間板ヘルニアは首と密接な関係にあり、主な症状は首や肩、腕、手の痛みや痺れで、顔を上に向けると痛みや痺れが強くなるのが特徴です。